2012年6月19日火曜日

[Review] 2 new releases from Melotov Records

CalculatorやBeau NavireをリリースしているCAのMelotov Recordsからご厚意で新作のデータを頂きまして、光栄にも是非レビューして欲しいとの依頼を頂いたので喜んで書かせていただきます。
Melotov Recordsはメラニーという20歳ぐらいの若い女の子が運営しているレーベルで、現在進行形のモダン・ハードコアや激情バンドを多く扱うレコード・レーベルです。
アナログレコード中心のリリースで、最近ではThe BannerやGhostlimbとも契約したりして順調にリリースを重ねていっている模様。僕はCalculator経由で知ってコンタクト取ったんですが、いつも非常に対応が良くて日本に流通できるのが嬉しくてたまらない様子なのがとても好印象です。

Vices - The Out Crowd Blues

そのMelotov Recordsから今度デビュー音源をリリースするのが、フロリダの新人ハードコア・バンド、Vices。敢えて比較するならLewd Actsとかに通じる殺伐としたモダン・ハードコアな空気の中に、思いっきりハードロックとかブルースの影響を感じさせるギターがギュインギュイン鳴り響くのが独特っすね。言葉にすると少し奇をてらったような感じがしますが、実際に聴くと曲の雰囲気に合ってるし、良い感じのオリジナリティ出してると思います。ソリッドでクオリティの高いハードコア・ソング5曲収録。Lewd Acts, All Teeth, Modern Life is War, Birds in Rowとか好きでちょっと面白いもの聴きたい人は是非。ボーカルの声かっこいいっす。



Ghostlimb - Confluence

続いては来日経験もあるハードコア/激情エモ・バンド、Ghostlimbのサード・アルバム。Graf Orlock/GhostlimbのJustin Smithが運営しているVitriol Recordsとの共同リリースです。
僕は2008年のBearing & Witnessしか持っていないのでそれとの比較になるんですが、まず初っ端のリフからいきなりスラッシーになってて驚きました。もともとTragedyとかのネオクラストの影響を感じさせる高速激情エモーショナル・ハードコアという印象でしたが、今作ではそれに加えてよりメタリックな要素が強くなっている印象。と言ってもチャラチャラした感じではなく、「ブレイクダウンなんざ知らん」とばかりにひたすら気合でガンガン叩きつけるような…つまり硬派すぎる音。勿論泣きのギターは随所で鳴っているいるし、展開もエモーショナルなので初心は忘れてません。へヴィ、ファスト、エモーショナルと3拍子揃ったさながら激情界の金本といった様相。Hot Water Musicの"Southeast First"なんていう意外なカバーも収録しています(意外に馴染んでます)。リリースは7/10予定。


Melotov Records
http://melotovrecords.bigcartel.com/
http://www.facebook.com/melotovrecords

(笹川)